まさおノート

日常生活での学びや気付きを発信します

心理療法②

【心理療法とカウンセリングの歴史】

 今回の講義では、昔の疾病説がどういうものであったか、また、その治療法の説明がありました。

 

   疾病説               治療法

病気という物体が身体に侵入     病気という物体を摘出

霊魂が行方不明になった       魂の所在をつきとめ、招魂し、体内に戻す

悪霊が侵入した           祓魔術を行ったり、悪霊を機会的に除去

タブーを破った           告解(懺悔)し、神の怒りを鎮める

呪術(呪い)による         対抗呪術

 

この様に考えられていたそうです。

 

【医学の祖 ヒポクラテス】

ヒポクラテスは、健康や病気を自然の現象であると考え、観察による科学に基づいて医学の基礎を築いた。

 

ヒステリーというものに対して、“動きまわる子宮”とし、それによって“ヒステリー性呼吸困難”が起こると考えた。

 

【魔女狩り】

12世紀から18世紀初頭頃に行われており、今の時代でも、国によっては行われている場所もある。

ここでいう魔女とは、「女性」のことを示すのではなく、「異端者、思想的・精神的・身体的に異質であるとされた人々のことをいう。

キリスト教に背く人たちへ行われ、火炙りの刑や、首吊りの刑を、ほかの人たちが見ている前で行っていた。

 

災害などは、「魔女が悪魔と結託して引き起こされている」という考えがあったことから、その魔女を殺す必要があると考えられていた。

 

【フランツ・アントン・メスメル(Mesmer,F.A.)の動物磁気】

「生き物には宇宙に連なる磁力の様なエネルギー(普遍的流体)があり、病気は普遍的流体の不均衡によるもの」と考えた。

 

メスメルの治療がなぜ効いたのか?

現代でいう「暗示」「催眠」の効果があったと言われている。

 

流体は存在せず、磁気現象の原因は“想像”であり、「催眠現象は心理作用を伴うものであり、イメージという心の作用によるもの」ということが明かされた。

これは、「心に関する迷信の時代の打破」に繋がった。

 

【ジャン=マルタン・シャルコー(Jean Martin Charco)】

シャルコーは、パーキンソン病の命名をした(1888)

 

【心理療法とカウンセリングの歴史】

心理療法(psychotherapy)の起源

19世紀終わりに、テューク(Tuke,H.)によって使われ始めた用語である。

「催眠療法」の影響を受けて成立した。

 

テュークによる心理療法の定義

 「病人の心理的機能による身体の治療」

 

カウンセリング(Counseling)の起源

20世紀はじめ、アメリカにて用いられるようになった用語。

1931年の文献に初めて登場する。

その後1942年に、カール・ロジャース(Rogers,C.R.)が「カウンセリングと心理療法」公刊。

 

アメリカの背景

①職業指導運動

 1980年、フランク・パーソンズ(Parsons,F.)がボストンに職業安定所を設立。

②教育測定運動

 1916年の「スタンフォード・ビネー知能検査」(Terman,L.M.)の完成以来、心

 理テストの開発が拡大。

 心理テスト=サイコロジストの専門性を裏付けるもの。

③精神衛生運動

 1908年のクリフォード・ビアーズ(Beers,C.W.)の著作『自らを見出した心』を

 きっかけに病院の改善をはかる運動が開始。

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「カウンセリング」」は医学を背景に成立したのではなく、特に教育の領域で成立した。

新大陸で生まれ、ガイダンスや社会運動を中心として発展。

 

 

以上のような講義内容でした。

心理療法やカウンセリングの起源に触れた内容でした。

今とは内容も違いますが、昔の人たちの考え方が元になって、今の心理療法やカウンセリングがあるんだな〜と感じました。

 

 

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